匂い取り。
特殊清掃の仕上げに行ってきました。写真のように入り口の扉の清掃って、特殊清掃の匂い取りの仕上げに必要じゃないんじゃないの?
って思われると思います。
特殊清掃の仕上がげって、そこじゃないんじゃないのかな?ってみなさんお思いだと思うのですが、意外と知られていないのですが、入り口の扉って、空気の対流の関係やらなんやらで、一番匂いがこもるところの一つなんです。
お部屋の中で亡くなられていてからも、ご遺体がある場合、警察や検察など必要最低限の人たちが、入られる時もございます。
そこで、1番開かれる扉がまずは、玄関の扉なんですね。
そこは初めに空気が抜けていく場所でもあります。
同時に籠る場所にもなりえます。
そういった理由でもあるんですが、この写真では最後の扉の清掃をして仕上げになりました。
そしてこの写真でもそうなんですが、悪臭になってしまった場合なんかは、こういった建具なども匂いが吸着しております。
その場合は、建具の清掃なんかもして、匂いをとっているんです。
そうした作業、拭き掃除を繰り返して最終的にオゾン脱臭機で、気づかない場所、手の届かない場所などを消臭滅菌して終了となれればと思います。
これで取れなければ、また同じような作業の繰り返しをしたりもします。
場合によって。
今年も、特殊清掃はふえつづけております。
さらには、インターネットの営業の業者さんの電話もすごいです。
もっと目立たせませんか?
とか毎日かがってくるんです。
その度にわたしは、私の志をお話しさせてもらって引き下がってもらっているんです。
私たち、特殊清掃員は、一件でも特殊清掃を減らしたい。
そんな思いで作業しております。
インターネットでの広告を営業されると、残念に思う。