4月になりました。もう春になって夏になろうかという季節になりそうですね。今日の天気も晴れていて気温ももぅ夏なのかと思うほどに気候も良くなってきてますよね。
私たちも現場に移動とかする時の車で、窓を開けて移動する日がどんどん増えてきています。
なんか夏に近くなると車の窓をあけて移動するような、開放感がたまらなく夏っぽくて、自分的に無理して夏を彩ってる感じになれるような気がして、好きです。よくわからへんけど。
同時に特殊清掃員にとっては、孤独死や孤立死、自殺など、いつのまにかなくなってしまっている方々の発見がされやすい時期になります。
その理由としましては、だいたいが、
冬場になくなってしまっていると、腐食して匂いが出るまでに室外や室内での気温差があまりなく、春先から暖かくなり腐食が進み、匂いがでて近隣の方やご親族の方、オーナーさんや管理会社さんなどによって発見される。
腐ったような匂いがして通報する。
このような順番で発見されるケースが多くなるような時期になります。
それ以外もございます。
今回も、孤独死でした。
お風呂からキッチンにかけて倒れるようにしてなくなってしまったのだと思います。
体液が写真にはないですが、ガッツリついていまして、床の一部を開口して取り除きました。
風呂釜、バスタブの下まで体液が染みていたために、ひっくり返して匂いの元になる箇所の除去をしている作業になりました。
特殊清掃になると最終的にオゾン消臭を行います。
最終的には元の状態に戻して、終わりになりますが、体液は、必ずしも目に見えるものだけではない為に必ずと言っていいほど臭い戻りがございます。
大体3.4日でくるかと思われます。
なので、ほとんどのケースで一回での特殊清掃はございません。
何度もお伺いを重ねて匂いが徐々になくなって行きます。
少しでもこのような、事案がなくなりますように。
