昨日とかまた違うところでの特殊清掃になりました。
死後1ヶ月で、見つかりました。間取りは1Kです。お年寄りのお一人暮らしのようでした。
男性の方のようで荷物は最低限必要な物と少しの荷物でした。
この時期なので、匂いが多少出てました。室内に入る前には臭気チェックをするですね。それは入り口のドアの隙間や郵便受けのところ、換気扇や共用部分などですね。
玄関の新聞開けの部分から匂ってみるとにおいがかなり出てきてました。手を合わせて中に入らせてもらってすぐに除菌をして、遺品整理士をいたしました。小銭が沢山あって、飲んだ後のお酒のケース？ゴミが散乱しておりました。この様な光景はいつものことになってきています。荷物が少なめだった為に時間で言うと5時間ほどで中の荷物を全部出し切ることができました。
２トントラックとバンにパンパン詰め込み、共用部分、エレベーターなどの除菌、今回は同じフロアーに後、4つお部屋があったのでエレベーターホールや階段、手すりなど入念に除菌をして吹き上げてまいりました。これは、かなり大事な作業でして、二次感染、三次感染の予防です。たとえば小さいお子さん、お年寄り、免疫力の少ない方が、ふとした時に触ってしまった場合の、故人の方の持病やウィルスが伝染しない為の作業なんです。
ボタンの一つ一つまで丁寧に引き上げてきました。明日は、室内の除菌からの殺菌作業。オゾン脱臭作業です。これで菌を完全に殺しきります。
