死後1週間でエアコンの暖房がついていたみたいです。
近隣の方の通報と、ケアサービスの方の訪問により1週間という早くに発見されました。
カレンダーには亡くなる前日までの予定が書かれていました。
コタツの上には遺書が置かれていました。
何かあった時にと先に書かれていたのでしょうか・・・・。。
開けずにそのままお渡しさせていただきました。病院のお薬も整理されていました。
お仏壇もありまして先祖の方々を大事になさっていたのだと見受けられました。
毎回ですが複雑な心境になりますね。
これから清掃に入ります。
コタツの下が畳になっています。
やはりこのように畳にまで染み込んでいました。ここから匂いやウィルスが発生してます。
このような場合は表面からは除菌や殺菌などはモチロンやりますが、完全に取りきるにはかなりの時間と労力も薬剤もかかります。
なかった状態に戻すのは非常に難しいです・・。
取り上げてしまってさらにその下にも染み込んでいないかもチェックします。
匂いを取るには匂いの元を見つけ出さなくてはいけません。ここから先は目に見えないものを見つける作業になります。
これは1日終わらない場合があります。
とりきらなければ匂いは戻ってきてしまうのです。ここからは嗅覚と経験の作業になります。
このようになりました。床下まではしみてはいませんでした。ですが匂いの元は取れているのかに関してはまだまだ分かりません。
ここからが特殊清掃員の本当のお仕事になるんです。
特殊清掃(春日部)