表面的には非常に分かりづらいのですが、この写真、フォグマスター(銀色のもの)で特別に配合した薬剤を噴霧すると今まで目に見えなかったものが表面に浮き出てきます。
これがウィルスだったり、体液だったりします。今回は6畳一間とそこから玄関までの廊下でした。それをふき取り作業をして、匂いを体液を・ウィルスを取っていきます。
この作業をとれるまでは何回でも繰り返します。少しづつ少しづつ取っていきます。
何日もかかる場合もございます。
実際にはこの時点ではまだ、匂いのもとになっている固形物の断定でここらへんということぐらいしか言えないんですね。これは目に見えないものを撃退するのは感覚や、嗅覚・経験によるものでしかないということなんです。
CF(クッションフローリング)の下まで染み込んでしまっているためにこちらを撤去してまた除菌や、殺菌していきました。
今回は結構奥のほうまで染み込んでしまってるようです。
木材部分にも入り込んでいてそのあたりから匂いが少ししてきています。
このように少しづつ少しづつでしか作業が進みません。
かなり繊細な作業になるんですね。
このような状態になると匂いを発生しているものを取り除かないと、(匂いの元)匂いは取れません。クロスや壁に染み込んでしまった付着した匂いももちろん取り除きますが、匂いの元を探して除菌・殺菌・滅菌などして取り除いていきます。
このように部分部分をカットして取り除いていくことにもなります。
歯医者さんも虫歯で歯を抜くのはうまくないとかなんとかゆうじゃないですか?
私たちもどうしようもないとき以外は解体せずに取り除きます。
だいたいの匂いが取れてきました。
特殊清掃(川崎区)