特殊清掃を自分でやるリスクと危険性を解説


「特殊清掃は、日頃の掃除が大掛かりになっただけで自分でできるのでは?」と考えていませんか?

特殊清掃は一般の家庭やオフィスクリーニングよりも難易度が高く、専門的な知識や技術が必要です。
この記事では、特殊清掃を自分で行うことの難しさやリスク、そして業者への依頼をお勧めする理由について解説します。

特殊清掃の依頼を検討している場合には、高い技術力と豊富な清掃経験を持つタスカルハーツまでお気軽にご相談ください。


特殊清掃を自分でやるのは可能?

特殊清掃を自分でやることは、不可能ではありません。しかし、凄惨な現場でおこなう不慣れな作業であり、心理的なストレスも予想以上にあります。

清掃器具や薬品も、ハウスクリーニングとは異なり慎重に扱わなければなりません。誤った使用は効果が得られないだけでなく、危険な状況にしてしまうこともあります。

防護服を着用するなど、感染症のリスクにも備えなければなりません。自分でやることは不可能ではありませんが、かなりハードルの高い作業と言えるでしょう。

 

特殊清掃を自分でやる方法

特殊清掃を自分でやる場合に必要となるものや作業の流れについて解説します。


準備するもの

特殊清掃を自分でやる場合には、その特殊な環境から、慎重に計画し、しっかりと準備することが大切です。

まず、適切な防護具が欠かせません。特殊清掃作業現場は、部屋に残された体液や血液による感染症の危険が高いです。マスク、手袋、防護メガネ、防護服などを着用することで、健康被害を最小限に抑える必要があります。

次に、専門的な清掃用具が必要です。通常の清掃では使用しないような高圧洗浄機や殺菌・消毒剤、消臭剤などが必要です。

また、廃棄物の取り扱いも慎重に行う必要があります。特に有害物質や感染性のある廃棄物については、地元の条例などにある廃棄方法やルールを守って、適切に処理しなければなりません。事前に調べておく必要があります。


作業の流れ

特殊清掃作業の流れを具体的に説明します。


汚れたものやゴミの搬出

まず、血液や体液などによって汚れた物品を部屋から搬出します。ゴミ屋敷の場合、ゴミを分別し、搬出します。大きな家具や、電化製品などを撤去し、作業スペースを確保します。

 

殺虫、消毒

体液や血液には、ハエやゴキブリなど感染症を引き起こす害虫が群がっている可能性があります。これらの駆除と、殺菌・消毒の処理を行う必要があります。

 

消臭

体液や血液から発する死臭を中和し悪臭を取り除く、消臭処理を行うために、専門的な消臭剤を使用します。

 

部屋の確認

一通り作業が終了したら、清掃をおこなった部屋の確認をします。清掃していない箇所はないか、床などへの浸食はないか、汚れや臭いが残っていないかなどをチェックします。

 

匂い戻りへの対応

特殊清掃では消臭作業がもっとも困難です。消臭できたと思っても、時間とともに匂いが戻ってしまうことも少なくありません。臭い戻りがあった場合には、臭いの根本原因を見つけ、再度消臭処理をおこない、臭いを完全に中和・排除しなければなりません。

 

廃棄物の適切な処理

使用した防護具や汚染物、廃棄物は、地域の法令や規制に基づいて適切に処理します。一般ごみとして廃棄できないものもあります。

 

最終確認

最後に、完全消臭を確認して終了です。


特殊清掃を自分でやるリスク・危険性

特殊清掃の現場には、たくさんのリスクがあります。自分で清掃を行う場合には、これらのリスク対策をしっかりと行う必要があります。


健康リスク

特殊清掃の多くは、遺体のあった場所の清掃です。体液や血液が残ったままの部屋では、感染症のおそれがあります。

特に孤独死の場合、血液や体液にハエやうじ虫、ゴキブリなどが群がっていることがあります。ゴミ屋敷の場合でも、ハエやゴキブリなどの害虫がいる可能性があり、環境は同じです。

これら感染症を媒介する害虫対策として、作業者は防護服やゴーグルなどの適切な防護具が必要です。

また、これらの害虫は、近隣住民にまで悪影響を及ぼす可能性があります。慎重な清掃作業と感染リスクへの細心の注意が求められます。


心理的なストレス

特殊清掃を自分でおこなう場合、心理的なストレスは避けられません。通常の清掃作業と異なり、特殊清掃は非日常的で過酷な状況であるといえるでしょう。

まず、特殊清掃は、孤独死現場や殺人現場のような遺体のあった場所、火災現場、水害にあった住居など、人々が普段接することのない状況での清掃です。この作業環境だけでも精神的な負担となります。

特殊清掃を自分でおこなう方は、ご遺族や近親者がほとんどです。作業をしながら、孤独死や事故死など、親しかった方の死について、さまざまな思いを巡らせることになります。悲しみや喪失感から、多くの作業者が情緒的なストレスを受けて挫折してしまいます。


作業中の事故

特殊清掃作業を行う場合、化学物質や有害物質などによる危険な状況にさらされてしまいます。そのため、一般の清掃では起こらない事故のリスクがあります。

まず、特殊清掃作業中には使用する特殊な薬剤や使い慣れない清掃機器による事故があります。また、特殊清掃ではしばしば、高い場所や狭い空間など、不安定な状況での清掃が必要となります。そのため、転倒や不慮の事故が発生する危険性があります。

そして、事故現場やゴミ屋敷などでは、建物が傷んでいたり、破損していたりする場合もあります。

特殊清掃の現場は、事故が起こりやすいと言えるでしょう。


特殊清掃は業者への依頼がおすすめ

このように、特殊清掃は専門的な技術と経験が求められることから、自分でやるのではなく専門業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼することで、健康被害や心理的なストレスを避けることができます。そして、短時間で原状回復することができるのです。

もちろん、廃棄物の処理も業者が適切な方法で行い、近隣への配慮もしっかりとおこなわれます。

埼玉県を中心に関東エリアで高い技術力と豊富な経験を持つ特殊清掃会社が、タスカルハーツです。

タスカルハーツの大きな特徴を3つご紹介しましょう。

タスカルハーツでは、お見積り時にご成約いただかなくても、現場の除菌作業を無料でおこなっています。お問い合わせいただいたというご縁を大切にし、お客様の健康被害を最小限に抑えたいと考えています。

また、タスカルハーツは迅速な対応を心がけています。特殊清掃は緊急の対応が必要な場合も少なくありません。ご連絡いただきましたら、すぐに現場に駆けつけられる体制を整えています。

そして、アフターフォローも万全です。清掃後に必要となるリフォームなどの関連作業も、タスカルハーツで手配いたします。

 

自力での特殊清掃の難易度は高い

この記事では、特殊清掃を自分でやるための手順やリスクについて紹介しました。実際の現場は、遺体のあった場所でもあり、凄惨な現場も少なくありません。

特殊清掃は専門業者に依頼したほうが良いことを、おわかりいただけたのではないでしょうか。

特殊清掃のことなら、高い技術力と豊富な経験、お客様第一に考えるタスカルハーツに、お気軽にご相談ください。


>タスカルハーツの特殊清掃サービスのご案内はこちら




 

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