今回は、私たちタスカルハーツが、推奨するお写真の整理について書きます。
私たちは、ご遺族様からよくお写真の整理についてお問い合わせされます。
生前の時代や、習慣、風情なども関係あるのだとおもいますが、今のこの時代だと、だいたいのご遺族様のアルバムは、バリバリ、ベリベリと剥がしていくような透明シートのタイプのアルバムです。
これだと、いざ写真を外すときには、写真自体がボロボロになってしまうんですね。
保管するときは簡単で綺麗にできます。
私の親世代はほとんどなのだと思います。
それも何冊もあったりします。
そのほとんどのご家庭が、
20冊以上あったりもするんです。
そうなるとそれを大事にしたいと思うご遺族様は、保管に大変になったりもします。
写真は、大事だけれども、こんなには持って帰れないし、さらにはそれを選べないから、一旦持って帰る。。。
そんなご遺族様がほとんどなんです。
そのような光景と毎回、真摯に向き合っている私たち遺品整理士は、そんなときどんなアドバイスをするのかというと、タスカルハーツでは、持って帰る方のお気持ちも考えて、アルバムの上から携帯で写真をとってください。
そんなアドバイスをさせてもらってます。
それがアドバイスなのかは、わかりません。
ただ、持って帰っても倉庫や押入れに保管するだけだったり、
置き場所がないために、目につくあたりに置いていたり。。。
実際、持って帰っても、選べるわけもなく、捨てれるわけでもないんですね。
生前整理士の資格も、持っている私は、そんな光景が目に浮かびます。
1️⃣捨てるもの。
2️⃣捨てないもの。
3️⃣保管するもの。
4️⃣保管するか、捨てるのか、迷っているもの。
この四つに考えをまずは目の前の一年ぐらいで絞る事が、整理のコツです。
それが整理できなければ三年。
それでも無理ならもっと長く。
プリントアウトした写真があるから、捨てるか捨てないか、保管するか。の選択肢がうまれるなら、携帯で上からとってしまえばいいんじゎないのかな。
そんな思いで、推奨しているのが、携帯で写真を撮る事だったりするんですね。
私も、大事な人が亡くなった時には、必ず携帯で保存しています。
いつでも、見れるし、思い出せるし。一緒にどこへでもいける。
そんな思いもあります。
それに、携帯自体が手軽になりましたよね。
一方で、データをDVD化する方法もあります。
これもタスカルハーツで推奨しているやり方です。
このやり方だと多少のお金がかかります。
AIで写真判定して、その方の生まれてから亡くなられるまでの年代をスライドショーにして、DVDか、USBにするんです。
この方法だと、スライドショーの背景に音楽をつけてパソコンに保存したり、レコーダーで再生すればテレビでみんなでみたりもできます。
アルバムの保管方法からすると場所も時間も取らなくなりました。
昨今の
そんな考えから、それは例えばお墓なんかも墓じまいや、永代供養なんかも進んでいます。
似たような考えだと思います。
そんな中、私はもしかしたら大事な事を見逃していたのかもしれない。
と思えることに出会いました。
それは、
アルバムを、ご親族の方々が楽しそうに集まって、生前の思い出に花を咲かしている光景をみたからなんです。
それは、時代を超えて、おじいちゃんからお孫さんまで、どんな写真でも、机に集まってワイワイ楽しんでいる。
この時、おれはどんな事を思い、行動していて、孫のお前は生まれていなくて、いつも話さないような話を聞けるいい機会が生まれていました!
そんな、
なんでもないような光景をみたときに、時代に流されない人の愛情に改めて気付かされました。
いつの間にか、
たくさんのアルバムは、ご遺族にとっても荷物になる方もいる。
時代の変化に、対応するように考えていた自分に恥ずかしさを感じました。
その人その人によって考えは変わるのですが、
私は、アルバムをめくる。その方が好きかもしれない。
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