人生100年。

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近年?最近ではこんな言葉が聞こえてくるようになってきました。
[人生100年]
最近は本屋さんにもよく、こんな言葉が見られるようになってきています。
ほんとによく見ます。
意識してしまっているからかもしれないですけど。

織田信長の言葉で、

人間五十年、化天の内を比ぶれば、夢幻のごとくなり、一度生を受け、滅せぬ物のあるべきか。

という有名な言葉が頭をよぎります。

この意味とは、

天界の時間に比べれば一瞬の幻に過ぎない人の世だから、今できることに集中し、それが自分を含めて周りの人の喜びや楽しみになれば、これ以上はない。

だとか、
人生の50年の歳月は天界の一日にしかあたらない夢幻のようなものだ。

だとか、50年や100年であろうと、人生は一瞬一瞬の積み重ね。
今のこの瞬間を生きることに変わりはない。

などと、解釈されています。

ですが、最近の人生100年の意味は、少し違うようです。

これは、私見なのかもしれませんが、私は、こういったふうにも思えます。

近年では、医療の発達や、新薬などにより、むかしからみると治らない病気も少なくなってきています。

それに老人ホームなどの有料化されている企業が次々とできているような気がします。

核家族化も進み、遠方の親に老人ホームにはいってもらって、1日でも長く元気でいて欲しい。

そんな考えもできるようになってきています。

私、特殊清掃員は、孤独死や自殺、他殺や事故など、様々な環境での清掃を行ってきています。

故人の方の最後の時間など、考えると心が痛みます。

最後になりそうなときには、ご自身の命を諦める方も、きっと多いでしょう。もしかしたら、孤独死は、自殺にも近い感じなのかもしれません。

迷惑をかけるぐらいなら。

そんな思いを、持ってらっしゃる方は、きっと多い。

私も、そうなればそう思うかもしれません。

ボランティアやってても、本当はあれもこれも、頼みたいけど悪いわ。

私は、そういうのやめてよ。
ってお伝えはするんですが、きっとわたしも同じ立場になったらそうする。そう思います。

少し、話ざそれたように思いますが、近いものがあります。

話を戻します。

近年の人生100年は、そのご本人さんからすると、どうなんでしょうか。

もしかしたら、ご本人様からすると、苦しみが長くなる。

そう感じざるをえません。

少し前なら、ご自宅のお布団で家族に看取られながらゆっくりと逝く。
それが、幸せな死に方。そうゆわれてきてました。

ご家族は、
もしなにかあったら!?
少しでも長生きして欲しい!

そんな思いが、一方では、高齢者を孤独に追い込んでいるのかも。

今日は、少し悲しいことがあったので、いつもより考えることにしました。

私も、大好きな人には長生きして欲しい。
そんな風に考えざるをえません。
その反対のことを、私に考えられても、はたして、そのときの私にできるのだろうか。

大切な人のそれは、なかなか受け入れられないから、自分にもしなにかあっても、周りの人には切り替えてもらいたい。

孤独死を選んでしまう人がいるのであれば、わからないでもないかもしれない。


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