特殊清掃
- CASE
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- 間取り
- 1LDK
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- 経過日数
- 1ヶ月
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- 広さ
- 20平米
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- 清掃箇所
- 部屋全体
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- 作業内容
- 死後1ヶ月、1LDK和室のお部屋での作業になります。
匂いと、大量の虫が湧いていたことにより発覚いたしました。
5階のお部屋でしたが3階の踊り場では臭気を確認できました。
まず玄関の前で手を合わせてから作業に入らせてもらいます。
全体の工程の初めに、匂いの発生個所は勿論のこと、体液やウイルスが様々な場所に付着している可能性が高いため部屋全体を噴霧器により除菌から始めていきます。
部屋に残っている残置物、空間、柱など一通り除菌をした後に部屋に残っている家具や家電、服や生活用品など全て搬出していきます。
その際、体液やウイルスが付着しているものも数多くあるため注意しながら仕分けや運び出しを行っていきます。
和室の布団の上で孤独死をされていたケースでしたが、布団の下の畳にも体液が染みついていたため畳もすべて撤去いたしました。
部屋の中のすべてのものや畳も撤去し、一見何もない空間ですがこの時点では匂いもウイルスもまだまだとれていません。
体液が飛散していたり、湧いた虫が体液を運んでいるケースもあります。そのためここからは除菌や消臭作業に入ります。
ただ、染みついた体液やウイルスなど目に見えない匂いの発生源も多々あるので、発生源の特定→除菌→消臭の順に進めていきます。
今回は発生源を特定するのが非常に困難で、匂いがあるところや疑わしいところを一ヶ所ずつみていきます。
ここまで4日ほどかかり、初日に比べてみるとかなり匂いも落ち着いてきましたが、まだ完全に取れた訳ではありませんでした。
畳も撤去し、その下の床も除菌をしましたが匂いが完全に取れた訳ではなかったので次は床を解体していきます。
するとコンクリートの上に大量の虫の死骸がありそこまで体液が染みていたことが発覚しました。
薬剤によりかなりの範囲に渡ってウイルスの反応がでたため床も一部ではなくほぼすべて解体し、下のコンクリートも除菌いたしました。
ウイルスやすべての体液も除菌した後、最後にオゾン脱臭機により滅菌作業をしていきます。
そして後日、匂いが取れていることの確認をして、作業終了となりました。 -
- ご請求金額
- ¥596,000